お店に入ると、出てきたのはドラゴンボールの悟空の声を担当している人に似たおばさん、というよりおばあさんが出てきました。
赤いエプロンがかわいらしかったのですが、これはさすがの当職も性の対象として見れません。
アンタがババアだから帰りますとも言えず、受付の右手のソファがある小部屋にて熱いお茶をすすることに。
この方、言葉遣いや気配りが非常に丁寧。
もしかして日本の方?
メニュー表を見せられてコースの選択を迫られましたが、さすがにオイルマッサージを受ける度胸はなく指圧・あんまのコースを選びました。
メニューを見せていただく際に「今日は何を見て当店へ?新聞ですか?」と聞かれたので、もしかしたらどこかの新聞に割引クーポン付きの広告でも出ているのかもしれません。
ちなみに当職は「表の看板を見て」と正直に答えました。
料金を支払い個室へと案内されました。
店内は思ったよりも広く個室の数もかなり多いです。
しかも韓国マッサージというイメージとはかけ離れた、きれいでおしゃれな内装です。
おばさんが「ウチは大阪で一番きれいなお店」と自慢するのもうなずけます。
壁で仕切られた個室を通り越し、当職が案内されたのはカーテンで仕切られた部屋。
フローリングに広々した大きな布団が敷かれ、その上には抱き枕が置いてあります。
部屋の隅にティッシュとゴミ箱があるのが非常に気になります。
「スタッフが来ますからパジャマに着替えて待っていて下さい」
え?赤エプロンのおばさんは受付だけ?当職もしかしてミスった?
いや、ミスっていませんでした。
マッサージ担当の女性もまあまあ高齢のおばさんでした。
どことなく外観は和歌山で毒入りのカレーを振舞った疑いのある人に似ていました。
気持ちを切り替え普通のマッサージを受けることに。
うつ伏せと横向きどっちがいいか聞かれたので横向きでお願いすることにしました。
横向きになり上側の脚を乗っけて抱き枕に抱きつくような姿勢になるように言われました。
これはいいです。非常に快適です。
当職のように長い時間うつ伏せの姿勢でいるのが辛い方にはかなりおすすめです。
布団の下には電気カーペットを敷いてあるので自然とウトウトとなってきます。
マッサージの内容もベテランの妙ともいうべき、力強いしっかりとしたものでした。
世間話をしながらお店のことを聞くと、スタッフは韓国人と日本人の両方がいらっしゃるということでした。
当職を担当していただいた方はかなり日本語が上手かったのですが、かすかなアクセントから察するに韓国の人だと思われます。
途中で女性のお客さんらしき声が聞こえてきたので、もしかして女性向けのエステも提供しているのかもしれません。
最後に仰向けでのマッサージを受けたのですが「彼女いる?リンパをマッサージするとすっごい元気になるよ」と下ネタをかまされながら、内もものリンパをグイグイいじられました。
冗談っぽく「この店ってサービスあるんですか?」と聞くと「お店としてはないけど、スタッフによってはその場の雰囲気で・・・そりゃ女だからウフフ」と呪詛の言葉・・・ではなく有益な情報を頂くことができました。
もちろんそのような雰囲気にはならず、無事生還することができました。
マッサージが終わった後、もう一度熱いお茶を頂き、赤エプロンのおばさんと少しお話をすると、このお店は出張マッサージも行っていて、自宅でもホテルでも来てくれるとのことでした。
出張の料金は交通費無料で指圧が60分5000円、オイルが60分8,000円と少し高くなるようです。
ホテルの方がその場の雰囲気とやらは作りやすいと思いますので、出張で大阪に来られた方は是非チャレンジをしてみてください。
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