マッサージでのエロい体験
初めての中国マッサージ
当職が働き始めた頃、仕事はできないわ、毎日上司その他から怒られるわでストレスフルな毎日でした。
この頃から学生の時には経験したことのないような肩こり、首こりに悩まされるようになりました。
ある日、肩こりがどうしようもなくてふとマッサージでも行ってみようかなと初めて入ったマッサージ店が中国人が経営するお店でした。
当職、それまでは元気いっぱいでマッサージなんかに縁がない生活を続けておりまして、
あんま、針、お鍼や整骨院もリラクゼーションも全部同じようなものと考えておりました。
ですのでまさかあんな経験をするとは夢にも思っておりませんでした。
お店に入ってソファでメニューを見せてもらったのですが、応対してくれたお姉さんが妙に色っぽくてすすめられるままオイルマッサージ(腎臓、前立腺コース)なるものを選びました。
たぶん、前立腺が何かもわかっていなかった気がします。
そのお姉さんは当時の当職より5つ以上年は上だったと思うのですが、ぴっちりとした白衣に白いストッキング、白い肌にうっすら紅潮した頬、ウブだった当職はドキドキが止まりませんでした。
個室(といってもカーテンで各ベッドを仕切っただけのものですが)に入って着替えるようにいわれたのですが、
置いてあるのは大事な部分がようやく隠れるほどのTバックの小さな紙パンツ。
風俗でなら裸になるのは全く抵抗はないのですが、マッサージ屋で女の人にこんな姿を見せないといけないの?と非常に恥ずかしい気持ちと、それと同時にひそかな悦びが湧き上がったのを覚えています。
お姉さんの日本語にはなまりがあるのですが、明るく楽しいおしゃべりでマッサージ以外の癒しを感じたのも覚えています。
背中のマッサージが終わり、お尻、太ももといった微妙なところに差し掛かった時、お姉さんの手が当職の股の間に入ってきて、指先でコショコショとくすぐるような動きになりました。
しかし、お姉さんはさっきとまで変わらないトーンで話していますし、当職も歯医者や美容室に来ている感覚でいましたので、興奮したり変な反応するのはダメだと思い込んでおり、必死に冷静さを保とうと黙りこくっていました。
それと同時に、お姉さんは今どんな表情でマッサージをしているのだろうと顔を確認したくてたまりませんでした。
仰向けになって下さいと言われたのですが、若い当職の股間が冷静さを保っていられるわけもなく、
必死で股間を両手で隠しながら「スイマセン・・・」と謝るしかありませんでした。
今となってはアホらしいのですが、当時は「単に治療を行っているだけのマジメな店で興奮しやがって!」と思われて蔑まれるんじゃないかとビクビク、ドキドキしました。
当職の予想に反して、お姉さんはびっくりするそぶりもなく、ニヤニヤしながら「おなかのマッサージをしていきますねー」と股間を隠す当職の手をやさしく外しました。
お腹を手で円を描くようにさすり、その円が大きくなり徐々にお姉さんの指先が紙パンツの中に進入して来ました。
最初は指が棒の根元に当たる程度だったのが、いつの間にか棒の根元を二本指で挟んだり、玉の裏側を押さえたりとエスカレートして行きました。
え?え?と困惑する当職をニヤニヤしながら見つめるお姉さん。
心なしか頬の紅潮がさっきよりも鮮やかになっている気がしました。
当職は恐る恐るお姉さんのお尻に手を伸ばし、触れるか触れない程度の力でさすりました。
お姉さんはいたずらっぽく笑うだけで拒否はしませんでした。
結局そのお店では抜き自体はなかったのですが、
普通のマッサージだと思ってたのにあそこをいやらしく触られたという体験は、強烈な興奮として脳に深く刻まれたのです。
起こるはずのないシチュエーションで起こるエロ。
この興奮はエロを前提として成り立つ風俗店では味わえないものなのです。
海外では大麻を初めて吸った時の衝撃的な感覚をFirst dragon(最初の龍、初めての衝撃)と呼び、First dragonを追い求めて以降も大麻を吸うことをChaising the first dragonと表現します。
最初の体験は何ものにも変えがたく強烈で、その後の試みは単に最初に味わった衝撃を追い求めているだけだ、という意味です。
当職が未だに中国エステ、マッサージ店に通う理由もFirst dragonを追い求めているだけなのかもしれません。
- 関連記事
-
ご参考: