お店に入ると奥からメガネをかけた30前後のお姉さんが出てきました。
どこか機嫌が悪そうです・・・。
「初めてですか?」
「いえ、かなり久しぶりですが・・・」
「何分にしますか?」
「60分で」
「6,000円です」
まるで駅の売店でスポーツ新聞でも売るかのような事務的な処理。
なんでこんなに愛想がないのでしょうか?
一番奥の個室に通され、紙パンツに着替えるよう指示を受けました。
きちんと清掃されていますし、タオル類も清潔に見えます。
施術ベッドの顔をうずめる穴の周りには使い捨ての紙タオルが敷かれています。
顔が接する部分ですからこれはありがたい。
さて、着替え終わってメガネちゃんを呼びました。
うつ伏せからのマッサージからのスタートですが、メガネちゃんは一言も喋ってくれません。
これは戦争やな。
そう考えた当職はメガネちゃんが喋るまで完全黙秘を決め込むことを決意。
気まずい沈黙が世界で一番怖い当職には苦行ですが仕方ありません。
愛想が悪い、と言ってもマッサージはもちろん真剣にやってくれました。
しかし、本当に一言も声を発しません。
内ももからボールまでを爪先でショワショワされた時は声を出しそうになりましたが、どうせメガネちゃんはノーリアクションだと考え我慢しました。
うつ伏せでのマッサージは結局何の会話もなく終わってしまいました。
仰向けになり、無言のままサービス開始です。
昔と同じでちゃんとアリました。
ここで当職は全面降伏して喋りかけることに。
話してみるとええ子でした。
別に機嫌が悪いとか当職が気に入らないとかではなく、寝不足で元気がないのと、あまり喋るのが得意ではなく根暗だからとのこと。
笑うとなかなか愛嬌があってかわいいです。
まあ、シモのストックが溜まっていると大抵の子はかわいく見えますが。
日本にはもう8年居るとのことで日本語はかなり上手いです。
それでも聞くのは大丈夫でも話すのは苦手とのことです。
お店は基本一人で回しているとのことで昼12時から朝4時5時まで勤務しているらしく寝不足になるのも致し方ないでしょう。
人間話してみないと分からないものです。
コイツは愛想の悪い嫌な女、と勝手に判断したままで終わらなくてよかったです。
シャワーを浴びて終了です。
山陽と同じ造りのユニットバスなのですが、こちらの方の浴槽には洗濯機は入っていませんでした。
メガネちゃんがもっと元気な時にもう一度行きたいです。
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